先日の釣行で壊れたVARIVAS ViOLENTE ヴィオレンテ ライトゲーム Fタイプ VLL-711F-Tのロッドガイドの交換&修理のため、ネットを調べていたところ、トップガイド付近で折れたロッドを修理する動画を見かけて、メバリングを始めた頃に購入した「メジャークラフト ザルツ ZAT-S762M」と「オリムピック グラファイトリーダーカルツァンテEX GOCAXS-732UL-S」を思い出しました。
この2本のロッドは、メバリングを始めた頃に購入したロッドでしたが、釣行の際に折れてしまい、使わなくなっていたロッドです。
「メジャークラフト ザルツ ZAT-S762M」は、メバリング専用ロッドとして、初めて購入したロッドでした。
当時、1万5千円くらいで購入したロッドで、7.6フィート2ピースのソリッドタイプのロッドです。
長いレングスで軽いリグを遠くまで飛ばすことが出来る先調子のロッドでした。
エリアトラウト用のトラウトロッドを使って、始めたメバリングでしたが、このロッドを購入してからメバリングの面白さにはまっていったことを思い出します。
2年ほど使用した頃、少し重めのジグを投げた時に、トップガイドから一つ下のガイド付近で、ロッドが折れて悔しい思いをしました。
もう1本のGOCAXS-732UL-Sは、車のトランクルームに積んだ際に、別の荷物の重みで、トップガイドから2つ目のガイドあたりで、ロッドが折れて使えなくなっていたロッドです。
ソリッドタイプのメバリングロッドです。
必要な道具を調べて、ロッドのトップガイドを交換する修理をすることにしました。
交換用トップガイド選び
交換用トップガイドは、数百円くらいから釣具店で販売されていました。
折れたロッドに付けるトップガイドは、折れた個所に合う径のトップガイドを選ぶ必要があります。
近くの釣り具店に出向いて相談したところ、折れた個所によって、ガイドの径が変わるため、折れたロッドを店に持ち込んで、ロッドの径に合うガイドを選ぶと良いとアドバイスを頂きました。
アマゾンでロッドに合うガイドを調べていたところ、何種類かの径のトップガイドがセットになったお買い得?な商品が送料込みの手頃な価格で販売されていました。
今回の修理は、アマゾンで購入して修理を進めることにしました。
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トップガイド交換に使用する道具
トップガイドを交換するために必要な道具を調べてみました。
・ロッドのガイドを外す時の道具
・・・カッター、ライター
・ロッドをカットする道具
・・・糸のこぎり、ヤスリ
・ロッドの径を図る道具
・・・ノギスなど
・トップガイドを接着するボンド
・・・エポキシ系接着剤
(2剤を1:1で混合して混ぜると
10分程度で固まる接着剤)
・補修糸
・・・VLL-711F-T修理で使用した
補修糸を流用
・コーティング剤
・・・VLL-711F-T修理で使用した
エポキシコーティング剤を流用
・コーティング剤を塗る筆
・・・絵の具筆
交換用トップガイド、エポキシコーティング剤、補修糸は、VLL-711F-T修理でアマゾンで購入したものを流用し、あとは、ダイソーで揃えました。
糸のこぎりはなかったため、ダイソーで販売されていたダンボールカッターで代用してみました。
ヤスリは、自宅にあった道具を使用、トップガイドを取りつけるロッドの太さ(径)を図るノギスは、トップガイドをセットで何種類か購入したため、実際に取り付けて合うものを選択することにしました。
(ダイソーでも販売していましたがノギスの購入は中止)
トップガイドの交換修理
思考錯誤しながらトップガイドを交換しました。
折れた竿先にトップガイドを取りつけるだけの簡単な修理です。
折れた個所が先端ほど、修理後のロッドの調子に影響が少ないですが、折れた個所がトップガイドから離れるほど、修理後のロッドの性能や使用感が悪くなると思われます。
ソリッドタイプの先調子のメバリングロッドは、折れた個所がトップガイドから離れているほど、竿先が太く、硬くなって、繊細な魚のあたりがとりにくくなると思われるので、トップガイド交換後に使用し続けられるか、疑問に思いながらも修理を進めました。
トップガイド取り付け個所の整形
最初は、オリンピック GOCAXS-732UL-Sからトップガイド取り付け個所の整形をしました。
GOCAXS-732UL-Sは、トップガイドから2つ目のガイド付近で折れてしまったため、修理後は、竿先が短くなって、修理後の性能劣化が心配ですが、修理を続けることに。
折れた個所の下についていたガイドをライターで軽く温めて、カッターでガイドを外しました。
ささくれていた先端部分は、ダンボールカッターでカットしました。
先端部分をヤスリで軽くこすりながら綺麗に整形しました。
続いて、メジャークラフト ザルツ ZAT-S762Mのロッド先端の整形です。
こちらは、第二ガイドで折れていたので、第二ガイドを外して、第二ガイドが付いていた付近をトップガイドにします。
ライターでガイドを軽くあたためて、カッターでガイドを外します。
ガイドを外して、先端をヤスリで整形しました。
トップガイド取り付け
アマゾンで購入したトップガイドは0.9mm、1.2mm、1.4mmの径のガイドがセットになった商品です。
オリンピック GOCAXS-732UL-Sは、0.9mmを試してみると、もっと大きな径をしています。
1.4mmの径ガイドが丁度良いガイドでした。予想以上に太い先端のロッドになるようです。
続いて、メジャークラフト ザルツ ZAT-S762Mのトップガイドを確認したところ1.2mmの径ガイドが丁度良いガイドでした。
GOCAXS-732UL-Sより、性能面の影響は少なそうです。
エポキシ接着剤を使用して、トップガイドの取り付けをしました。
100円ですが、1剤と2剤を混ぜる時に使用するへらまで付いています。
付属のへらは使用せず、つまようじを使用して、接着剤を混ぜ合わせます。
トップガイドを取りつけて、接着剤が乾くとこの状態でも使えます。
トップガイドに補修糸を下巻きして、エポキシコーティングでコーティングしてあげると見た目が良くなります。
トップガイドに補修糸を巻きます。
補修糸を巻いた後、絵の具筆でエポキシコーティング剤を少し塗りました。
コーティング剤を乾かして、修理が無事完了しました。近日中の釣行で試して見たいと思います。